▼ 天空の城ハルナ  …  3:逃亡!  一階に戻る。‥と、そこにある雲の中の城の写真と、その下に書いてある文字を 見て任意は息を飲む。   任意  :「ハルナ‥」   うにゅう:「それ、父ちゃんが飛行船から撮った写真なんや、ハルナって言う         空に浮いてる島や。誰も信じんかったがな‥         でも俺の父ちゃんは嘘付きや無いで、きっとハルナを         見つけてみせる!」  その時、小屋の前に止まる車。   任意  :「あの人達、海賊版作者よ!」   うにゅう:「さくらをパロっとるんか?」  猫任意帽をかぶって変装し、逃げる任意だが、帽子が外れてしまう!  親方の家に任意を連れて逃げ込むうにゅう。かくまう親方。   Saxyun   :「どうしてもどかねぇか!」   うにゅう親方:「絵描きなら俺より上手い絵を描いてみな!」  ‥つい挑発に乗ってしまうSaxyunであった‥   おかみさん :「この隙に裏からお逃げ‥いい子じゃないか、守っておやり」   うにゅう  :「よっしゃ!」  そこに車に乗った黒衣駆け付ける。   黒衣    :「さっさとお乗り、あの子はとっくに逃げちまったよ!」  汽車で隣町に逃げようとする任意とうにゅう。だが後ろには黒衣の車が迫って来る!  しかも、前面には‥   任意   :「イヤなプラ●センス社が来たよ‥‥          しかもよりにもよって装甲列車‥          早く帰ってくれないかなー」  ‥帰るわけもない。  仕方なく横の引込線に逃げ込む任意、追ううにゅう。   任意   :「来ちゃ駄目!」  うにゅうは追うのをやめない、黒衣の車は迫る、装甲列車の砲は火を吹く!  任意を抱えてよけるうにゅうだが、線路は崩れ、かろうじて片手が引っ掛かるも、 握力が持たない‥   Saxyun  :「落ちるぞ!」   黒衣   :「静かに! よーく見てな」  落ちる任意とうにゅう‥‥‥が、その時、演算石は光を放つ!  途端に落下速度が緩くなる。ゆっくりと谷底へ降りて行く任意と、うにゅう‥。   うにゅう:「やっぱりその石の力なんや! 凄いで!         ‥大丈夫、このまま底まで行こや」  ‥‥我に返ったプラ●センス社員が黒衣達に向けて列車砲をどかどか撃ってくる。  逃げる黒衣とSaxyun。   黒衣  :「素晴らしい、きっと手に入れてやるぞ!!」
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