▼ 天空の城ハルナ  …  2:出会い  惣菜屋で弁当を買う薄紫色の妙な生き物。  ラジオでは天気予報が流れている‥   「基本的に雨です。    が、時々人が降ってくるとか‥‥    傘の用意をお勧めします」  バイト先に向かう生き物。が、その先にぼうっと光る何かが落ちてくる。   生き物:「何やろう‥人や!」  天気予報が当たったらしく(!?)、ゆっくりと降りてくる女の子。  それをバイト先の屋上で屋上で受け止めようとするが、女の子は重さが無いかの ように、腕の中でふわふわ‥  が、ペンダントの光が消えて行くと重さを取り戻す。必死で女の子を引き上げる 生き物‥  ‥‥翌朝、小屋の上でトランペットを吹く生き物。  朝日が小屋の下に差し込む。目を覚ます女の子。   女の子 :「知らない曲だし反応しようがないね」  でも梯子を登って屋根の上に出る女の子。   生き物 :「やあ、気分はどや?」         俺はうにゅう、この小屋で一人暮らしをしとるんや」  すると鳩がじゃれ付いてくる。   女の子 :「顔を突くのは止めてくれませんか。         イタイってば〜」   うにゅう:「フフ、安心したで、どうやら人間みたいや。さっきまで         ひょっとするとデスクトップマスコットやないかって         心配しとったんや」   女の子 :「はじめまして。         まず、自己紹介に先立ち、必要な以下の基本条項の確認を         お願いします。■第0条第0項‥って、ダメだ!         こんなキャラじゃないんだよ‥‥どう考えても」   うにゅう:「ホンマやね」   任意  :「‥‥まあ、それはともかくとして、         ありがとう、助けてくれて、私、任意って言うの」   うにゅう:「さくら‥‥いい名前やね」   任意  :(何故!?)   うにゅう:「驚いたわ、空から降りて来るんやから!」   任意  :「そうだ、私どうして助かったんだろ? 飛行船から落ちたのに‥」   うにゅう:「覚えてへんの?」   任意  :「うん」  任意が掛けているペンダントを見て、それを借りて掛けるうにゅう。   うにゅう:「見とって」  屋根から飛び降りるうにゅうだったが‥  結局見事に地下室に落下し、おまけに助けようとした任意までその上に落ちて 来るという、踏んだり蹴ったりのうにゅう。   任意  :「うにゅう、しっかり‥‥ごめん、痛かった?」   うにゅう:「いいや、俺の頭はWintopが乗っても平気なくらい固いんや」
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