▼ 天空の城ハルナ  …  12:静寂を破って  突如、城中に響き渡る爆発音!!  一斉に驚いて羽ばたく鳥。   うにゅう:「こっちや!」  宮殿から駆け出して庭園の端に行き、下を覗き込むと、ハルナに接岸した ゴリオシ、その横には大破したFinite号、そして縛られた黒衣とSaxyun。   任意  :「助けなきゃ‥‥」   うにゅう:「さくら、演算石を取り戻そう、ここを奴等から守るにはそれしか         無い。何で荒らしが収まったんか気になっとったんや」   任意  :「私の面白セリフのせい‥」   うにゅう:「もうこの城は眠りから醒めとんのや、荒らしに乗って演算石を         持つ者を迎えに来たんや、このままではN西が王になってまう、         商標権濫用よりもっと酷いことが始まるで」   任意  :「でも私、演算石を取り戻してもどうしたらいいか‥         ‥‥‥あのセリフ!」   うにゅう:「あのセリフって、まさか!」  とにかく、まずは黒衣達を助けなければ‥  Finite号の下に回り込む任意とうにゅう。だが、   N西  :「この辺りだ‥」  任意の居る壁の向こうでN西が壁に演算石をかざし、隠し扉を出現させている。  そこからは、Finite号の下の柱を登るうにゅうがよく見えてしまう‥  そしてN西と一緒に居た部下が気付いて発砲!  思わず飛び出して部下に体当たりを食らわせる任意。  しかしN西に髪を捉まれ、捕まる。   N西  :「これはこれは、王女様ではないか」  部下の銃弾がうにゅうの頬をかすめる!  そしてN西は任意と一緒に隠し扉の中へ‥   うにゅう:「さくら、待っとれ!!」  黒衣を見張っていた社員が銃声に気付く。   社員  :「何事ですか?」   N西  :「ネズミ共の残りだ、その穴の中にもう一匹いるぞ」  見張りのプ社社員が、うにゅうの逃げ込んだ穴に手榴弾を放り込む!  が、それが幸いし、黒衣の下の床に穴が開く。そこからうにゅうが顔をだす。   うにゅう:「黒衣、さくらが捕まったんや、俺は助けに行く、         縄切るから逃げてや!」  縄を切るうにゅう。   黒衣  :「お待ち、持ってきな!」  ランチャーをもらい、任意を救出しに城の下部へ向かう、うにゅう!
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