***  乳がんの手術の流れ  ***


・・・手術前日・・・

 わきの下や乳房周囲のむだ毛を処理します。
  これは剃毛
(ていもう)といって、雑菌の感染を防ぎやすくするために行
  います。

▼ 夜はゆっくりと休んでおくことが必要です。
  気分が動揺して眠れない場合は、精神安定剤や入眠剤をもらうこともで
  きます。



・・・手術当日・・・

▼ 全身麻酔を使う手術の場合、麻酔薬の影響で手術の途中で吐いてしまう
  ことがあります。それが気管に入ると危険なので、手術12時間前から何
  も食べずに、胃を空にしておきます。
  朝からの手術なら食事をせず、すぐに脱げる服に着替えて手術室へ直行
  しますが、時間があく場合には点滴で水分を補給します。

▼ 通常は、手術室に行く前に筋肉注射を2本打たれます。
  これには、体の過剰な反応を抑える効果と、精神を高ぶらせない効果が
  あります。

▼ ストレッチャーに乗せられて手術室へと運ばれます。
  病棟、あるいは手術室に入ってから、太い針で行う点滴を受けます。

▼ 胸に心臓の様子をチェックするための、コードのついたシールを貼られ
  たり、酸素マスクを当てられたりします。「数をかぞえなさい。」など
  と言われますが、いくつも数えられないうちに、すーっと意識がなくな
  っていきます。

▼ 麻酔科の医師に名前を呼ばれながら肩を叩かれるなどして、意識が戻り
  ますが、しばらくはぼうっとしています。

▼ 胸の横からは、体内の傷から出るリンパ液や血液を排出するためのドレ
  ーンという管が出ています。傷が痛い場合は、痛み止めを使ってもらい
  ます。



・・・手術翌日・・・

▼ 手術前に鼻から胃に挿入された管や、尿をとるための膀胱からの管が外
  されます。

▼ 食事もできますし、トイレにも自分で歩いていくことができます。



 ・・・術後のリハビリテーション・・・

手術した側の腕や肩の運動機能の回復をはかるためには、術後のリハビリテーションが非常に大切です。手術した翌日から少しずつ、そして毎日欠かすことなく、指示されたリハビリテーション・メニューをこなしていきましょう。
そうすれば、手術でダメージを受けた体が、ご自分の努力によって日ごとに回復していく喜びを実感できるはずです。



                            

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