呪いの白アシ(1)


 男子水泳部員の剛士は、前日の練習で、ある賭け勝負に参加した。50m全力遊泳でビリになった者には恐ろしい罰ゲームが待っているそうだ。自信はあったのだが、なぜかラスト5mで足の力が抜けたようになり、彼はまさかの最下位に沈んだ。
 その時点で彼はすでに、「プールの呪い」の虜になっていたのかもしれない。
 罰ゲームは、男子部員たちの前で、女子用の競泳水着を着用して見せるというものだった。エッチな男子部員たちの考えそうな事だが、しかしそれは、実は水泳部恒例の行事であり、「呪いの白アシ」として先輩たちから連綿と伝えられてきた恐るべき罰ゲームだった。
 剛士が着用させられたのはハイレグタイプの女子用競泳水着で、白のアシックス…いわゆる「白アシ」だった。普段は女子部が管理していて、この日のために女子部部長の香が、男子部に貸し出したものだった。
 剛士の筋肉質の体に、白アシ競泳水着がピチピチに張り付き、その地肌を透けさせた。剛士は恥ずかしさのあまり、内股になり、モジモジと膝をすり合わせていた。
 シャワー室に集まった他の男子部員たちは、ニヤニヤしながらその痴態をながめ、「ある変化」を心待ちにしていた。


(つづく)
※実際の納品画像は、これらより高解像度・高精細なものです。
戻る